「いってらっしゃい」「おかえりなさい」は失礼なのか!!?
ここ最近、ずっと疑問に思っていることがある。
それは「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と会社の上司や目上の人にいうのは失礼なのか!?ということ。
仕事中に自分より立場の上の人が、「いってきます!」といって、外出する場面は多いと思う。
そんなときに適切な返しがよくわからない。
「いってきます」と言われたら「いってらっしゃい」と返すことだけど、その「いってらっしゃい」は敬語なのかな!!?
普段、家族や友達に使っている言葉と変わらないから不安になる。
結局いつも気の利いた言葉が出てこず、「はい!」と返事をしておしまい…。
こんなことで悩んでなんていたくない!と思ってネットで調べてみた。
便利なものだ、Google先生。
そしたら「いってらっしゃい」は、「行く」と尊敬語の「いらっしゃる」が合わさった言葉ということがわかった。
だから「いってらっしゃい」は心配しなくても丁寧な敬語だということ。
それでもなんとなく躊躇があるって場合は、「いってらっしゃい」のあとに「ませ」をつけたら、もっと丁寧な言葉になる。
「いってらっしゃいませ」
もしくは、「お気をつけて」と返すのもいい。
社会人になるとしっかり身につけたいマナー。
ちゃんと学ぶことがないと気づかぬところで、失礼な態度をとっていることもある。
- 作者: 岩下宣子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/21
事務仕事→ロボット変換!!?
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
- 作者: ロバートキヨサキ,白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2013/11/08
【フリーターと正社員】 税金の違いは!?
近年、働き方が多様化されています。
正社員になるのが当たり前という考え方がなくなり、フリーターやフリーランスが増えています。
自分の理想の働き方を選択することができるようになったことに伴い、十分な知識をもつことが必要となります。
そこで今回は「正社員」と「正社員以外」の違いで重要となる税金について見ていきます。
国民が豊かで文化的な生活を送るのにかかせないもの。
公共サービス等で使用される。
- 195万~330万=税率10%
- 330万~695万=税率20%
- 695万~900万=税率23%
- 900万~1800万=税率33%
- 1800万~4000万=税率40%
- 4000万~ =税率45%
健康保険料
ケガや病気で医療機関にかかった際の費用を一部負担してくれる。
都道府県ごとによって保険料率が異なる(概ね10%前後)
※会社員の場合は会社が半分負担してくれる(社会保険)
40歳以上65歳未満は介護保険料が上乗せされる(全国一律1.58%:平成28年時点)
※毎年改定されている
厚生年金保険
老後の生活のために給付される年金制度
給料に保険料率を掛けて求められる(保険料率18.182%:平成28年時点)
厚生年金保険の適用を受ける会社に勤務するすべての人に加入の義務がある。
※会社員の場合は会社が半分負担してくれる
誰でも一律の保険料(16,260円:平成28年時点)
日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人に加入の義務がある。
公務員・私立学校教職員に加入の義務がある。
労働者の安定した生活を守る制度
育児休業や病気などにより休業・失業した際にまかなわれる。
雇用保険料は全国一律。
※会社員の場合は会社が半分負担してくれる
住民税
都道府県や市区町村に対して納める税金
前年の所得額に応じて課税される。 ※そのため社会人1年目にはかからない
住民税率は全国一律。(都道府県税4%、市区町村税6%の合計10%)
まとめ
「何を」「何のために」「いくら」支払うのか把握しておくことは、お金を管理する上で重要です。
正社員と正社員以外の人では「健康保険料」「年金」の種類が違い支払う額や将来もらえる額も変わってきます。
働き方を考えるとき、その辺の税金の違いについても頭に入れておきましょう。
Book Impressions 【犯人のいない殺人の夜】 東野圭吾
作品名:犯人のいない殺人の夜
著者:東野圭吾
1990年に単行本として刊行され、1994年に文庫化された。
光文社から刊行された短編推理小説。
「小さな故意の物語」「闇の中の二人」「踊り子」「エンドレス・ナイト」「白い凶器」「さよならコーチ」「犯人のいない殺人の夜」の7作の短編小説が描かれている。
ちょっとした空き時間に読むのに丁度いい。
「小さな故意の物語」
親友が死んだ。枯れ葉のように 校舎の屋上からひらひら落ちて。刑事たちが自殺の可能性を考えていることは俺にもわかった。しかし親友の達也が自殺すると信じられない良は独自に謎を解明していく。その末、達也が死ぬきっかけとなった当事者の「故意」が明らかになっていく。高校を舞台にした好短編小説。
「闇の中の二人」
中学教師の永井弘美が担任を務めるクラスの生徒萩原信二の生後3か月の弟がベビーベッドで殺された。事件は盗み目的で萩原家に外部から犯人が侵入して行われたと捜査された。しかし、それでは数々の謎が残った。やがて信二と向き合ってきた弘美は事件の真相を知ることになる。
「踊り子」
中学生の孝志は水曜の塾の帰りにお嬢様学校で有名な女子高の体育館で新体操の練習をしている女子高生に一目ぼれをした。彼女の姿をみることが孝志の水曜の楽しみになり、そのうちに差し入れをしてアプローチをはじめる。しかし、ある時から彼女は姿を見せなくなった。彼女が姿を見せなくなったきっかけとは…。
「エンドレス・ナイト」
東京に住む田村厚子には大阪に単身赴任している夫の洋一がいる。ある日、大阪府警の刑事から夫が殺害されたと連絡を受ける。大阪人はお金にがめつい・大阪弁も嫌いと大阪を毛嫌いしていた厚子は、夫の死を受け大阪にいくこととなる。刑事と共に大阪の街並みをまわることで事件の真相が明らかになっていく。
「白い凶器」
会社内で課長が窓から転落死した。様々な要因から自殺の線は薄いと判断された。捜査が難航するなか、今度は係長が交通事故で死亡するという第二の事件が発生する。体内からは睡眠薬が検出され、2つの事件の関係性を調べていくこととなった。犯人の思いがけない犯行動機とは…。
「さよならコーチ」
ある企業のアーチェリー部の選手・望月直美が自殺した。現場には遺書の代わりとして自らを撮影したビデオメッセージが残っていた。しかし、これにはある仕掛けがされていた。彼女の死に隠された真相とは…。
「犯人のいない殺人の夜」
岸田創介は著名な建築家である。ある夜、岸田創介の家で安藤由紀子という女性が殺害される。偶然居合わせた家庭教師の拓也は事件を隠蔽したいという岸田の頼みを受ける。拓也が隠蔽工作の主導権を握り完全犯罪を実現しようと試みるが由紀子の兄に疑いをかけられ一同はピンチに…。事件の結末はいかに…。
物語はすべて殺人のあった「夜」とその後の「今」の回想を交互に描かれ進んでいく。
犯人がいないのに殺人があった!?でも犯人はいる…。さまざまな欲望が交錯した一夜の殺人事件を描いた表題作など、人間心理のドラマと、ミステリーの醍醐味を味わう傑作七編!
Book Impressions 【宿命】 東野圭吾
作品名:宿命
著者:東野圭吾
1990年に刊行された。2004年にはWOWOWでドラマ化されて放送された。
高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、奇しくも初恋の女の夫となっていた。刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果たすとき、余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。
感想
ある会社の元社長が病死し、その人の四十九日に事件が発生する。
犯人やトリックは小説の終盤にならないとわからない。
このごく一般的なミステリー要素もあるが、この小説にはミステリーとは別に主人公とその宿敵相手、この二人の過去と現在の因縁の糸の正体は?二人の宿命とはどんなものなのか?という謎もある。
「殺人事件と宿命の謎」二つの物語の面白さがある。
今までの単純なミステリーとは違ったものになっている。
また、小説の残り10ページで想像にしなかった意外性がある。
最後の最後まで仕掛けがあり、楽しませてくれる作品だ。
Book Impressions 【放課後】 東野圭吾
作品名:放課後
著者:東野圭吾
1985年に単行本が刊行され、1988年に文庫版が発売された。
校内の更衣室で生徒指導の教師が青酸中毒で死んでいた。先生を二人だけの旅行に誘う問題児、頭脳明晰の美少女・剣道部の主将、先生をナンパするアーチェリー部の主将…犯人候補は続々登場する。そして、運動会の仮装行列で第二の殺人が…。乱歩賞受賞の青春推理。
1986年に「木曜ドラマストリート」でドラマ化された。主演:山下真司
感想
女子高を舞台とした青春推理小説となっている。
犯人そして犯行の動機は物語の最後まで、まったく予想がつかない。
第一の犯行は密室殺人だが、そのトリックでさえも実に巧妙だ。
犯人のとても冴える頭脳におもわず敬服してしまうほどだ。
自分も警察になった気分で、殺害方法の推理を楽しむことができる。
物語の舞台が女子高ということで、女子高校生特有の悩み・心理状況も描かれていてとても共感できる部分があった。
(高校を卒業して5年は経つが…。)
大人になると忘れさられる感情も思い出させてくれた小説であった。
Book Impressions 【モンスター】 百田尚樹
作品名:モンスター
著者:百田尚樹
平成24年4月15日に株式会社幻冬舎により発行された。
田舎町でレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった。
【百田尚樹】
1956年大阪府生まれ。
放送作家として「探偵!ナイトスクープ」などの番組で活躍後、2006年に「永遠の0」で作家デビュー。他の著書に「輝く夜」「ボックス!」「海賊とよばれた男」など。
感想
醜い容姿に生まれたことによって、幼少のころから
「バケモン」「怪物」「ブルドッグ」等、様々な悪口を浴びせられた女性。
一度の整形から美しくなる喜びを知り、その後も整形を繰り返し
生まれ持った顔とは別れを告げ、まったくの別人となる。
美しくなることによって、周囲の反応も変化しそれに伴い、
本人の性格も変化している。
人間の本能的な心理が映し出されており、とても面白い。
また、幼少のときの唯一の美しい恋の思い出を
美しくなる糧・生きていく糧にしていく女。
私の、あなたの生きる糧とは、なんだろか…?